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宮坂 靖彦
デコミッショニング技報, 0(14), p.24 - 33, 1996/08
動力試験炉(JPDR)解体プロジェクトは、1996年3月、成功裏に完遂した。このプロジェクトは、原子力委員会の「原子力開発利用長期計画」に基づき、1981年から実施した。第1期計画では、放射能インベントリー評価、遠隔解体技術など、重要項目の技術開発を行った。第2期では、その開発した技術を安全に実証することを目的に、JPDR解体実地試験として行った。このプロジェクトを通じて、各種の技術の知見やデータが得られた。特に、開発した遠隔解体技術、解体廃棄物管理、サイト無制限開放の手順は、将来の商業用発電炉のデコミッショニングにとって有益な経験である。この報告は、JPDR解体プロジェクトの概要と成果を特に遠隔解体技術、解体廃棄物対策に、配慮して紹介したものである。
宮坂 靖彦
エネルギーレビュー, 15(9), p.11 - 15, 1995/00
日本原子力研究所の動力試験炉(JPDR)の解体は、科学技術庁からの委託により、昭和61年から解体実地試験として始められ、解体撤去に関する知見やデータを取得しながら順調に進められている。これまでに、原子炉やタービンの撤去が終了し、平成7年6月現在、原子炉格納容器を撤去中であり、タービン建家等の撤去後、跡地を整地し、平成8年3月までにすべてを終了する予定である。本報では、JPDRの概要、原子炉解体技術開発の要点、解体工事の方法・経過、解体廃棄物の管理及びその成果を紹介する。原子炉解体については、これまでの技術開発、JPDR解体実地試験及び諸外国の原子炉解体実績等から、現状の技術及び改良で十分に対処できる見通しが得られた。
河口 雅弘
電気協会雑誌, (762), p.2 - 10, 1987/00
JPDR解体実地試験実施に至る背景、原研における原子炉解体技術開発の概要及び個々の要素技術開発について概説したうえで、JPDR解体実地試験について次の項目につき紹介。(1)JPDRの解体に至る経緯、(2)解体の基本方針、(3)解体の範囲及びスケジュール、(4)解体の手順、(5)解体工法・機器、(6)被曝低減化対策、(7)放射性廃棄物の処理処分、(8)解体データの取得、(9)解体に係る国際協力
横田 光雄
エネルギーレビュー, 7(6), p.7 - 11, 1987/00
原研で実施している原子炉解体技術開発のうち、原子炉解体に直接用いる技術をとり上げ、その概要を解説的に紹介する。
加藤 正平; 穴沢 豊; 松野 見爾; 古田 敏城; 秋山 勇; 浅野 善江; 岩谷 征男; 松井 浩
保健物理, 15, p.255 - 262, 1980/00
原子力発電所における従事者の被曝は,出力の増加と稼動時間の増加にともない年々総被曝線量(total man rem)が増加していることが報告されており,今後の用途なってきた。被曝の低減を考える際に,被曝線量の統計的性質を明らかにしておくことは有意義なことと考えられる。ここでは,被曝低減対策の一助とすることを目的とし,BERタイプである日本原子力研究所動力試験炉(以下JPDRと略称する)における被曝管理データについて統計解析をおこない,放射線作業による被曝線量の統計的性質を明らかにした。
村主 進; 三井田 純一
日本原子力学会誌, 11(3), p.172 - 183, 1969/00
JPDR (Japan Power Demonstration Reactor, 動力試験炉)が日本原子力研究所に設置されることが決定され、原研がGEJ社とJPDRの契約を行なったのは'60年9月1日で、同年秋より建設に着手した。1963年8月22日には核燃料装荷が開始され、同日臨界となり、同年10月26日にはわが国最初の原子力発電を行なった。その後、'65年3月15日に竣工検査に合格した。